二日目 ミラノ~パドヴァ
2月22日
一晩あけて、今日から本格的な観光がスタートです。朝ごはんは広い食堂でとったのですが、なんだかやっぱりガラーンとしていて、はじっこにパンやらソーセージやらがちょこっとおいてあるといった感じでした。本来イタリアの人は朝ごはんってあんまり食べないらしいんで、日本人とかが来たときだけ仕方なくやってる感じなのかなぁ?
身支度をしてバスで出発です!まずはダ・ヴィンチの名作「最後の晩餐」を鑑賞しました。バスが「最後の晩餐」がある教会の前までは行けないということで、ちょっと離れた所で降りて徒歩でいきました。添乗員さんに散々スリに気をつけろと脅かすのでまわりに警戒しながら行きました。イタリアの街をこうやって歩くのはこれが初でしたしね。
「最後の晩餐」を鑑賞するには事前に予約が必要で、見られる時間も決まっています。今回はツアーだったので予約はばっちりでしたが、個人ツアーで来たらどうなんでしょうね(^^;とりあえず見てきましたが、芸術とかよくわからないし、キリスト教信者でもないのであんまり感慨は受けませんでした。すごいなぁとは思いましたが……。こういうのは事前にコレがこうだからスゴイ!とかそういうことを予習していないと難しいですね。
その後ミラノのドゥオモ(聖堂のことだったかな?)を見学しました。これは芸術がわからない僕でもスゲェ!と思う建物でした。イタリア各所にはこういったドゥオモやらなんたらマリア教会やらがたくさんあるので、次々見ていくと感動も薄れていきますが、単体で見るとカナリスゴイ建物だとは思います。
ミラノのドゥオモ
そのままスカラ広場でのフリータイムがありました。イタリアでのはじめてのフリータイムということでちょっと緊張しつつも、奥さんと二人でそこのアーケードをいろいろ歩いてみました。スカラ広場のアーケードは、ブランドショップが並んでいるところなのですが、まわりの雰囲気にあわせるためにマクドナルドが世界で唯一黒い看板をかがげている所だそうです。
黒マック
ツアーのほかのお客さんはブランドショップめぐりに忙しそうですが、僕ら夫婦はブランド物には興味が無いので、せっかくだからということで黒マックに入ってみることにしました。マックで売っているものは大きくは変わらなさそうでしたが、食べるものと飲み物の売り場が別だったりしました。その辺が日本とは違うところですね。当然イタリア語もろくにできないのですが、なんとかカプチーノ等を頼むことに成功しました(笑)
そこでついでにトイレも借りたのですが、イタリアは日本みたいにそこかしこに公衆便所があるようなことはなく、お店に入ってなにか注文をしてトイレを借りるか、お金を払って公衆トイレを使うかしないといけません。街中でせっぱつまったらどうするんですかね(^^;
その後ツアーの皆さんと合流して昼食です。買い物に夢中になりすぎて遅刻するおばちゃんがいましたけど、そんな時は添乗員さんが大変ですね。当たりをつけて探しに行くしかないしね(^^;昼食をとるレストランは、ツアーでよく利用される所らしく他のツアー客も含めてごったがえしていました。ここではピザとミラノ風カツレツを食べました。ここのピザがえらくうまかったです!ピザとパスタといえばイタリアを思い出しますが、この後パスタは何度か出ましたが、ピザはここだけだった気がします。おいしいピザもっと食べたかったですね。
すごくおいしかったピザとミラノ風カツレツ
次にバスで移動してベローナへ。ベローナは「ロミオとジュリエット」の舞台の街らしく、おそらくロミオの家という場所と、ジュリエットの家が最大の観光名所の街なようです。イタリアの道はどこもせまめのところが多く、少し離れた所にバスをとめて徒歩で散策っていうことがおおいですね。ここもいろいろなポイントをめぐりながら散策を進めました。なかなかステキな街中でしたね。
ジュリエットの家は世界中の恋人たちが「あやかりたい」とあることをしていくので有名らしいです。そのあることというのは「ガムの噛みカスを壁にくっけていくこと」ラシイデス……。世界中の恋人たちがここにきてガムをくっつけていくわけですよ(笑)ガムをくっつけていくことにどんな意味があるのか知りませんけど、なんだか汚いだけなような……。だいたいガムってそんなに昔から無いと思うので、わりと最近できた習慣だと思いますが、なんだかなぁって感じですね。
あのバルコニーで例のくだりが行われたようです。
奥に見えるドアとかにガムがべたべたくっついています。
その後、旅行会社と提携をしている免税店でお買い物です。日本語も通じてらくらくなのですが、やっぱり普通のみやげ物やで買うより割高なんだろうなぁとか思いつつ、パスタなんかの定番アイテムをいくつか買いました。
その後、パドヴァのホテルにチェックイン、ホテル内のレストランで夕食です。
舌平目
次の日へつづく